VPNのススメ
海外勤務や駐在員生活で意外に苦労するのが通信環境の確保だったりします。そもそも異国で異言語を使って契約をするって結構な労力を使います。日常会話は現地語でできたとしても、インターネットや携帯電話(SIMカード)に関する言葉なんてそうそう知らなかったりしますし。さらに中国やベトナム、ロシアなどのように国策でインターネット接続に制限のある国や地域もあります。そうなると(地域によっては)自由にGoogleもYoutubeもAmazonもTwitterもLINEもinstagramもできなくなります。。
そんなときどうするかと言いますと…
皆さんご存知「VPN」です。要はトンネルを作って通信を秘密にする方法ですね。これを使えば規制をクリアして普通にインターネット接続することができます。
僕自身は、海外勤務が決まって渡航することになったら、移住先の国のインターネット規制が厳しいかそうでないかに関係なく、まず最初に準備するべきものはVPNといっても過言ではない、そのくらい生活の快適さを左右するツールだと思っています。なぜかというと…
① ネットセキュリティに関する考え方が違う
色々な国に行ってインターネットを使うことがありますが、海外では街中にフリーWiFiが溢れていることが結構あり、簡単につなげてしまいがちです。パスワードも無いような安全性の低い公共WiFiは情報を抜き取られる可能性もあり、かなり危険です。もちろんセキュリティ意識の高い方は接続をできるだけ避けていると思うのですが、最近だと入国の際空港でPCR検査の証明やQRコードの提示を求められることも多いので「つなぎたくなくてもつなげなければいけない状況」になりがちです。ネットセキュリティーのリスクを低減するためにもVPNは便利なツールです。
② 日本国内のサービスを使用できなくなる場合がある
意外に海外勤務をするようになって困るのがこれです。クレジットカードの明細を確認したいとか、銀行の残高照会をしたいとか、フリマサイトを見たいとか…。そして、このトラブルは「行ってみないとわからない」ことがとても多いです。海外からの接続では「不正なアクセス」と判定され弾かれてしまうケースがとても多くなっています。特に、詐欺サイトなどに使われやすいアジア圏からのアクセスの場合こうした状況が起きやすいです。VPNを使用することで、日本国内からの通信という判定をされることになり、スムーズに利用することができるようになります。
というわけで、どの地域に行くかにかかわらずVPNは必携と断言できます。
さて、海外勤務にはVPNがマストとご理解いただいたところで大事になってくるのは
VPN選びです。ポイントになるのは…
サポート体制がしっかりしているかどうか、これに尽きます。
・何かトラブルや回線不良があったときに迅速に対応してくれるか
・日本語(または自分が得意とする言語)で対応してくれるか
・複数の接続方式が用意されているか
この3つがVPN選びの際「サポート体制」を見極めるポイントだと感じています。
そうなると、おのずと(僕の場合は)日本企業のVPN一択です。
せっかくなので、今契約しているVPNをご紹介しておきますね。(回し者ではありませんよ)
①
かべネコVPN
・1年プランが最長1年6ヶ月使える自動繰り越し
・それでいて1日あたり16円〜
・特に中国向けの独自新方式を含め6つの接続方式(※中国で使用できるのは3方式)
・素晴らしく早い接続不良への対応とメールの対応
…海外転職が決まってすぐに契約したのがこちらのVPNです。特に最新の接続方式はノンストレスで使用できて本当に快適!さらに接続トラブルや質問にも超迅速対応で安心して使用できています。
② セカイVPN
・最大2ヶ月の無料試用期間あり
・5つの接続方式と10か国のサーバーを選択可能!
・老舗プロバイダが提供するVPNサービス
…実は最近新たにルーターにVPNを設定するために契約したのがこちら。ポータブルルーターに設定して使用していますがこれまた快適。どこで過ごしていても部屋の中(のネット環境)が日本と同じというのはとても心理的に楽です。
というわけで、今回は海外勤務必須アイテムのVPNについて書いてみました。
ストレスフリーな海外生活・移住のためにぜひ活用してみてくださいね!
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