発表!転職に有利な資格オススメランキング!!

2020年11月19日

30代の転職で多い相談のひとつは、「資格があったほうがいいかどうか」です。感覚的には女性の方が多いような感じもありますが、最近はそうでもないような。「転職に有利」という触れ込みで資格を推されたり、学校に通われた方もいらしゃると思います。そこで、本当に転職に有利なのはどんな資格なのかをリサーチしたいと思います。

転職に有利な資格って?

さて、先に謝っておきます。ごめんなさい、実はこの記事にはランキングがありません…。こういうキーワードで転職サイトや資格サイトをめぐっている方に、どうしても読んで頂きたかったのです!
個人的には「あったほうがいいか」という質問には「ないよりはあったほうがいい」と答えています。そもそもこの質問自体が「あったほうがいい」の確認のためだと思うので。でも、裏を返せば…「なくてもいい」と思っています。
そして、転職のため(だけに)資格を取りに行くのはやめたほうがいいと断言できます。もちろん例外もありますよ、そのひとつは資格がなければできない職種に転職したい場合です。(極端な例でいけば、40代で「今の仕事をやめてお医者さんになりたい!」なんて場合)

なぜ、転職のため(だけに)に資格をとりにいくのをオススメしないのか。

簡単な答えは…資格はオマケだからです。
刺身のツマ、定食のパセリです。その人ができることを形にして見せてはくれますが、それ以上の役割を果たすことはありません(というか、できません)

具体的な例で見てみましょう。

「販売士」という資格があります。商工会議所が主催している検定試験で、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」に資格を与えるものです。もちろん検定で出題される内容は知っていて損になるものはないと思います。知っていたほうが有利になることもあります。
でも、ちょっと待ってください。転職の時に大事なのは、採用する側の視点です。

「その資格を持っているけれども、人との接し方に?が残る人」を採用するのか、「資格はないけれども、人間的に魅力がある人」を採用するのか。当然答えは後者ですよね。

だから、こういう資格はあくまで「おまけ」の域を出ないということができます。ときどき転職サイトでは「資格を取って有利に転職!」なんてワードが踊ってますが、そんなことはほぼありません。履歴書と職務経歴書の空欄が減って見栄えが良くなるくらい、と思ってください。そして、転職先で業務上必要かつあなたが取るべき大事な資格があるなら、会社が取得のサポートをしてくれます。資格とはそういうものです。

今回のまとめ…

就活の時の「資格」は「ないよりはあった方がいい」程度に考えることが大切本質を見失うことなく転職活動を進めていきましょう!(今回の記事は決して、資格取得に励んでいる方や特定の資格を持っている人に対して「その資格を持っている意味がない」と言っているわけではありませんので、誤解なさらないようにお願いします。)