たった1つ!自分を守れる人になる方法

2020年11月13日

本当は違うテーマで書こうと思っていたんですが、東洋経済オンラインのウェブ記事を見てちょっとテーマ変更。

「ソフトバンク「携帯ショップ法廷闘争」の激震」

内容は記事をご覧いただくとして、大まかに言えば、フランチャイズでソフトバンクショップを運営していた代理店が、都内の3店舗のうち2店舗を今夏までに強制閉店させることを通告され、この制度や評価が適切なのか否かが法廷に持ち込まれたということですね。記事によれば、フランチャイジーに対してこの評価制度が導入されたのが2016年3月ごろだったそうですが、店舗&オーナー評価がそのままインセンティブに直結するシステムです。

僕自身がこれは…と思うポイントは2点あります。
①この代理店がソフトバンクショップ事業に参入したのは2012年12月ということ。
②SB側は代理店と事前協議することなく一方的に施策変更を行ったということ。

契約するときには必ず詳細を確認して…なんていうのは当たり前のことですが、それが突然変わってしまうのはちょっとあり得ないですよね。約束は守るなんていうのは小学生でも分かる話ですよ。いや、そんなことを言いたいのではなく。残念ながらこれはいろんな世界でまかり通っている話だな…というのが本音。結局施策側にとって有利になるように物事は進んでいくのです。割を食うのは下位セグメントに属する者たち(フランチャイジーだったり、社員だったり、バイトだったり…)ばかりです。そして残念ながら、完全にこういう出来事を避けることは不可能です。

では、どうしましょう…。方法はひとつです。

情報にアンテナを張る

簡単に言えば、自分の身の回りに起きていることに敏感になれるかどうか次第で、見えてくるものが変わってくるということです。「いつもは気にしていなかったけど、こんなところにこんなカフェあったんだ!」っていう発見、ありますよね。そんなイメージで日常の中に少し目を向けてみる分野を増やしていくのです。実はそのためには「目標設定と責任を持って取り組み向き合う姿勢(要するに「コミットする」ですね)」が大事だったりしますが、その話はまた別の記事にしようと思います。

アンテナ網によって自分にとって必要な情報が集まってくるようになると、周りの動きが自分にとってプラスなのかマイナスなのかが分かりやすくなります。自然と集まってくる情報が多くなるので、ストレスも減ります。「上司のこの言葉にはどんな含みがあるのか」とか、「この報告書、どうしてこういう言葉使っているんだろう」とか、引っ掛かりが増えてくるのが感じられると思います。(あまりに深く考えすぎると疲れちゃいますけどね。)転職をする時も、募集を見る時も、面接の間も、こんな情報をもとに自分の身の振り方を考えるのがとても大事だと思います。自分と大事な人たちをちゃんと守るために、ぜひ意識してみてください。