副業がバレるとどうなるの、か

転職を考え始めるとちょっと頭をよぎるのが、「とりあえずちょっとずつ副業を始めてみようかな」的な発想です。うまくいけば今の職場から良い感じで離陸できるかな、とか、ゆくゆくはフリーランスかも…という甘い期待を抱きながら副業を考える方も多いです。

副業を考える方の中で最近多いのがブログ、せどり、メルカリとかヤフオク…でしょうか。コンビニバイトとか、夜間のバイトを選ぶ方はだいぶ減りました。そう考えてみると、副業の敷居も低くなって始めやすくなっていますね。

さて今日の本題。「バレるとどうなるか」です。

端的にいきましょう。

就業規則ではっきりと禁止されていた場合

今まで聞いた中で、お咎めなしというのは10%以下。

そして懲戒処分…の内訳ですが

戒告・譴責…70%  要は怒られる&始末書

減給…10%   読んで字の如く 給料減る

降格…5%     平社員になろう

解雇…5%    ちーん… 

だいたいこんな感じです。会社もよっぽどでない限り解雇はしない・できない・したくない。でも、実際にいます。反省の色が全くなく開き直って人事と大喧嘩して…でした。3年前までにいた大手では毎月のように副業バレの処分が行われておりました(汗)

と言うわけで、発覚したら面倒なことになるのは間違いありません。特に個人情報取り扱い系のお仕事や、ノウハウや資格が必要な仕事の場合(さらにその資格を使って副業をした場合)ヘビーな懲戒処分が下る可能性が高いですね。

自動車ディーラー勤務の知人の実例ですが、夜にガソリンスタンドのバイトをしていたのが発覚…

降格の上僻地の拠点に3年ほど飛ばされました。それも新築で家を建てた直後で、以前の職場(新居から15分以内)の正反対の方向に車で2時間の通勤をしておりました。

脅すわけではありませんが、事前に副業の可否は確認しておくに限ります。特に今は、マイナンバーやら確定申告やら、住民税やらでバレる機会が増えておりますので、お気をつけください。

といっても、お咎めなしだったパターンもごくわずかに存在しています。これ、実はほぼ転職が決まっていたパターンなんです。

結論。

転職を本気でする、または転職活動を始めている場合、副業をするのも悪くないかもしれませんよ!

(でも、「とりあえずちょっと始めてみる」では上手くいかないのも事実…この辺はまた今度書きます。)